2011年01月20日
読売テッラvol.18
読売テッラvol.18
~時代背景~
新聞を読むと何かと責任問題が絶えない日本。
どうしようもない問題を何年と争うならいっその事
「ジャンケンで決めれば良いのに」など小学生の頃は思っていたが
大人になれば「ジャンケンで全てがひっくり返るなんて恐ろしい国に住みたくない」とも思った。
パパラッチがスクープを求め追い回し
MRSAで(多剤耐性菌)抗生物質ですら追い越し追われる時代なだけに
皆さんとても忙しい。
私は、ゆとり教育で育ち先生にはよくビンタをされ泣かされた
あの時は「どこら辺がゆとりかぁ?」
と思ったが今になればあの先生は最高だった。
なぜならみんな悪い事をしたらビンタされ泣かされたから・・・
ゆとり教育廃止になり、甥っ子の教科書を見ると
詰め込むように色々な教科があった
これはこれでいいのかも知れないが
この子たちに教える大人(教師)はもっと大変だと。
~時代背景~
新聞を読むと何かと責任問題が絶えない日本。
どうしようもない問題を何年と争うならいっその事
「ジャンケンで決めれば良いのに」など小学生の頃は思っていたが
大人になれば「ジャンケンで全てがひっくり返るなんて恐ろしい国に住みたくない」とも思った。
パパラッチがスクープを求め追い回し
MRSAで(多剤耐性菌)抗生物質ですら追い越し追われる時代なだけに
皆さんとても忙しい。
私は、ゆとり教育で育ち先生にはよくビンタをされ泣かされた
あの時は「どこら辺がゆとりかぁ?」
と思ったが今になればあの先生は最高だった。
なぜならみんな悪い事をしたらビンタされ泣かされたから・・・
ゆとり教育廃止になり、甥っ子の教科書を見ると
詰め込むように色々な教科があった
これはこれでいいのかも知れないが
この子たちに教える大人(教師)はもっと大変だと。
2011年01月06日
読売テッラ~新春バージョン~
読売テッラ「新春バージョン」
22歳だった・・当時の彼女20歳(現妻)に子供が出来たのは
知らせを聞いたのは1月の雪の舞う夜だった。
入籍前に早すぎた仕込みというか仕事というか・・
両親を連れて彼女の家に行き、神妙な面持ちで
謝りつつ結婚のお願いをした。
人生これからの若い娘の花道を私が奪ったのも事実で
もう結婚か・・と思うと早すぎた気もしたが
これからの事を考えると肝を据える以外に
誠意を見せる術はなかった。
あれから約20年が経った、若い頃から家族を養う事に
尽くし、家のローンは終わり
私の人生も一つここで節目を迎えた気分だ。
あの時に生まれた長女も20歳で成人を迎える
当時の妻を見ているようで、涙で眼鏡が曇った・・・
私は娘にいつも言っている事がある
「物事には順序がある」とその話をしている側から
娘が言った「彼氏を紹介したい。」
私は腰が抜けそうになった
動揺はしなかったが冷静を装い
連れてきなさいと言った。
後日来たのは現代を象徴する日本国男子
娘はこう弁論した
「彼こう見えても真面目でコックさんの卵なの」
彼は七隈にあるLaTerraというレストランのアルバイトで
将来は飲食業を夢見ているとか・・・
口数は少なかったが、将来の夢や希望がある若い子は我々大人が
大切にするべきだと思い彼の熱意だけ伺い帰した。
ちなみに娘への熱意は聞かなかった。
後日、娘の誘いで例のレストランへ行ってみると

シェフから怒られながら黙々と仕事をする彼の姿があった・・


料理も美味しくいい店だったが
彼の怒られながらも真面目に仕事をする姿が
20年前の自分を見ている様でなんとも言えない気持ちになった。
キミのことを認める!とまでは言えないが嫌いではないかもしれない。
もし順序を間違ったら「灰皿にテキーラ」では済まさないつもりだ。
22歳だった・・当時の彼女20歳(現妻)に子供が出来たのは
知らせを聞いたのは1月の雪の舞う夜だった。
入籍前に早すぎた仕込みというか仕事というか・・
両親を連れて彼女の家に行き、神妙な面持ちで
謝りつつ結婚のお願いをした。
人生これからの若い娘の花道を私が奪ったのも事実で
もう結婚か・・と思うと早すぎた気もしたが
これからの事を考えると肝を据える以外に
誠意を見せる術はなかった。
あれから約20年が経った、若い頃から家族を養う事に
尽くし、家のローンは終わり
私の人生も一つここで節目を迎えた気分だ。
あの時に生まれた長女も20歳で成人を迎える
当時の妻を見ているようで、涙で眼鏡が曇った・・・
私は娘にいつも言っている事がある
「物事には順序がある」とその話をしている側から
娘が言った「彼氏を紹介したい。」
私は腰が抜けそうになった
動揺はしなかったが冷静を装い
連れてきなさいと言った。
後日来たのは現代を象徴する日本国男子
娘はこう弁論した
「彼こう見えても真面目でコックさんの卵なの」
彼は七隈にあるLaTerraというレストランのアルバイトで
将来は飲食業を夢見ているとか・・・
口数は少なかったが、将来の夢や希望がある若い子は我々大人が
大切にするべきだと思い彼の熱意だけ伺い帰した。
ちなみに娘への熱意は聞かなかった。
後日、娘の誘いで例のレストランへ行ってみると

シェフから怒られながら黙々と仕事をする彼の姿があった・・


料理も美味しくいい店だったが
彼の怒られながらも真面目に仕事をする姿が
20年前の自分を見ている様でなんとも言えない気持ちになった。
キミのことを認める!とまでは言えないが嫌いではないかもしれない。
もし順序を間違ったら「灰皿にテキーラ」では済まさないつもりだ。
2010年12月17日
読売テッラvol.13
読売テッラ.vol 13
~ノンフィクション・コンテス・ド・ラランド~
彼女と初めて会ったのはかれこれ1年前、とあるマニアの集うワインバーだった
カウンターで独り愛おしそうにブルゴーニュのグラスを回し見つめては
香りを確かめ小さなグラスの中にある世界を知りたがっていた。
開かないワインも彼女にとっては一つの世界で、とにかく楽しそうにワインを味わう姿を
そのシャトーの醸造責任者が見たらきっと喜んで畑へ案内するはずだ。
時は過ぎある1本の電話がなった・・・
彼女だった、あの店常連仲間とLaTerraへ食事会の予約だった。
当日・・1年ぶりに会った彼女はまるでしっとりとした大人の女性になっていた
冬の名物ジビエを取り入れたシェフのコースがスタートし

この冬の名物料理も登場。
そして今日の目玉
「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド78’」
持ち込んで頂いた方の管理が良かったのだろう
飲んだ瞬間、気が遠くなるほど素晴らしかった。
形のない宝石ともいえるほどの香りとしっとりとした口当たりに
皆息をのんだ。。。
世の中は広くそして
今日も彼女の手元の小さなグラスの中には輝く大きな世界があった。

読売テッラ
今回はお客様の希望によりご本人が出演しています。
~ノンフィクション・コンテス・ド・ラランド~
彼女と初めて会ったのはかれこれ1年前、とあるマニアの集うワインバーだった
カウンターで独り愛おしそうにブルゴーニュのグラスを回し見つめては
香りを確かめ小さなグラスの中にある世界を知りたがっていた。
開かないワインも彼女にとっては一つの世界で、とにかく楽しそうにワインを味わう姿を
そのシャトーの醸造責任者が見たらきっと喜んで畑へ案内するはずだ。
時は過ぎある1本の電話がなった・・・
彼女だった、あの店常連仲間とLaTerraへ食事会の予約だった。
当日・・1年ぶりに会った彼女はまるでしっとりとした大人の女性になっていた
冬の名物ジビエを取り入れたシェフのコースがスタートし

この冬の名物料理も登場。
そして今日の目玉

「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド78’」
持ち込んで頂いた方の管理が良かったのだろう
飲んだ瞬間、気が遠くなるほど素晴らしかった。
形のない宝石ともいえるほどの香りとしっとりとした口当たりに
皆息をのんだ。。。
世の中は広くそして
今日も彼女の手元の小さなグラスの中には輝く大きな世界があった。

読売テッラ
今回はお客様の希望によりご本人が出演しています。
2010年12月14日
読売テッラvol.12
読売テッラvol.12
~デキル男の偶然~
あーマタアッタね!ツァイチェン!
彼女はこの店の常連でカウンターで隣に座ることもある不思議な中国娘・・
身長ほど長いストールを巻きコートを脱ぎ
ふくよかな胸元、そして髪をかき上げる
女性らしい仕草に思わず息を呑み酒を飲む。
初めて出会ったのもこのカウンターで、フランスから直帰し
彼女も母国経由で、空港からずっと同じ電車に乗り行き着いたのは
お互いこの店(LaTerra)だった。
カウンターに座り思わず顔を合わせ笑った・・
笑った顔すら無邪気で、それゆえ魅かれ
初対面にもかかわらず
時間が経つと二人は隣に座り
スプマンテを軽く2本は飲んだ。

この日は予定よりかなり時間をオーバーし
彼女と店を後にした・・
帰り際に彼女は言った。
「マタアイマショウ、ツァイチェン!」
ツァイチェン(再会)いい言葉だ
こんな楽しみもたまにはいいかもしれない。
スプマンテ以外フィクションです
~デキル男の偶然~
あーマタアッタね!ツァイチェン!
彼女はこの店の常連でカウンターで隣に座ることもある不思議な中国娘・・
身長ほど長いストールを巻きコートを脱ぎ
ふくよかな胸元、そして髪をかき上げる
女性らしい仕草に思わず息を呑み酒を飲む。
初めて出会ったのもこのカウンターで、フランスから直帰し
彼女も母国経由で、空港からずっと同じ電車に乗り行き着いたのは
お互いこの店(LaTerra)だった。
カウンターに座り思わず顔を合わせ笑った・・
笑った顔すら無邪気で、それゆえ魅かれ
初対面にもかかわらず
時間が経つと二人は隣に座り
スプマンテを軽く2本は飲んだ。

この日は予定よりかなり時間をオーバーし
彼女と店を後にした・・
帰り際に彼女は言った。
「マタアイマショウ、ツァイチェン!」
ツァイチェン(再会)いい言葉だ
こんな楽しみもたまにはいいかもしれない。
スプマンテ以外フィクションです
2010年12月04日
読売テッラ
読売テッラvol.12
~日本のお父さん~
世論、支持率、弁護、非難、圧力、買収、エコポイント
毎日この世知辛いセリフを何度も耳にする。
1968年以降から「東洋の奇跡」とまで呼ばれた日本の
高度経済成長から現在に至るまで数多くのものを生み出し
そして何かを失った。
皆、駅のホームで傘を持ちゴルフのスイングをするお父さんはいなくなり
スポーツ新聞で石川遼の年俸と自分のを比べ
第三のビールを飲み
Iphoneを片手にいらん事を調べる。
しかし、食事を楽しむ事は今も昔も変わらない
ワインなの無縁に仏だった私だが・・

とある七隈のレストランで頂いたワイン
このレストランの若いソムリエがすすめてくれた。
流行に置いて行かれるそうになるおっちゃんに
洒落た楽しみを教えてくれた。
この厨房でシェフが仕込みをしていたが
とても美味しそうだったので次回は

これを頂きたい。
場所は七隈 「LaTerra」
Tel 092-834-7793
料理とお店、ワイン以外のストーリーはフィクションです
~日本のお父さん~
世論、支持率、弁護、非難、圧力、買収、エコポイント
毎日この世知辛いセリフを何度も耳にする。
1968年以降から「東洋の奇跡」とまで呼ばれた日本の
高度経済成長から現在に至るまで数多くのものを生み出し
そして何かを失った。
皆、駅のホームで傘を持ちゴルフのスイングをするお父さんはいなくなり
スポーツ新聞で石川遼の年俸と自分のを比べ
第三のビールを飲み
Iphoneを片手にいらん事を調べる。
しかし、食事を楽しむ事は今も昔も変わらない
ワインなの無縁に仏だった私だが・・

とある七隈のレストランで頂いたワイン
このレストランの若いソムリエがすすめてくれた。
流行に置いて行かれるそうになるおっちゃんに
洒落た楽しみを教えてくれた。
この厨房でシェフが仕込みをしていたが
とても美味しそうだったので次回は

これを頂きたい。
場所は七隈 「LaTerra」
Tel 092-834-7793
料理とお店、ワイン以外のストーリーはフィクションです
2010年12月01日
読売テッラ番外編
読売テッラ番外編
~山男の来店~
冬の風が吹く雑木林に奴がいた。

その15メートルほど離れたしげみに気配を消し
銃を構える男が独り・・
その男は丹精に手入れをした銃口の先を見つめ
その見つめる先には山の主とも相応しい
巨漢のイノシシ。
危険を感じた犬達が一斉にその場から離れた
その瞬間・・・
8mm口径の弾丸が急所を貫通。
そして瞬く間に、使い慣れたナイフで処理を施す。
コレが鮮度の決め手であろう・・
臭がまったくなく、まるでイノシシとは思えない

上品な身質が他の有名産地のイノシシより
隠れた価値を見出す。

「刺身でも食べれる」と出されたこの部位は仔牛の様だった。

贅沢なスペアリブは瞬く間に・・・

輝きを放つ。

これが食べれるお店は「LaTerra」 092-834-7793
そしてMr.イノシシこと金谷さん

キメたスーツ姿でイノシシをさばき
皮が美味いとレクチャーまでしてくれた。
12月はLaTerraに行かなくては損です。
今日は大体ノンフィクションです
~山男の来店~
冬の風が吹く雑木林に奴がいた。

その15メートルほど離れたしげみに気配を消し
銃を構える男が独り・・
その男は丹精に手入れをした銃口の先を見つめ
その見つめる先には山の主とも相応しい
巨漢のイノシシ。
危険を感じた犬達が一斉にその場から離れた
その瞬間・・・
8mm口径の弾丸が急所を貫通。
そして瞬く間に、使い慣れたナイフで処理を施す。
コレが鮮度の決め手であろう・・
臭がまったくなく、まるでイノシシとは思えない

上品な身質が他の有名産地のイノシシより
隠れた価値を見出す。

「刺身でも食べれる」と出されたこの部位は仔牛の様だった。

贅沢なスペアリブは瞬く間に・・・

輝きを放つ。

これが食べれるお店は「LaTerra」 092-834-7793
そしてMr.イノシシこと金谷さん

キメたスーツ姿でイノシシをさばき
皮が美味いとレクチャーまでしてくれた。
12月はLaTerraに行かなくては損です。
今日は大体ノンフィクションです
2010年11月30日
読売テッラvol.11
読売テッラvol.11
~欲~
本当に良い物とは値段以上に
輝く価値を秘めたものだ。
それは、物だけでなく食事も同じで
食事中はもちろん食後まで素晴らしい余韻と印象
心まで溺れさせてくれる。
そんな「モノ」を探している・・・
私自身コックであり、大のサッカーファン。
満たされない貪欲な精神をまとった言わば
「サムライ」というセリフが似合うだろう。
今日も気軽に立ち寄った2件目のイタリアン「LaTerra」
若いソムリエにおまかせでパスタを頼んだ・・
独りで忙しそうにしている割にはまったく足音を立てず
まるでそう・・「レオン」のジャン・レノの様だった。
そのジャン・レノが運んで来たパスタに私は
感動すら覚えたものだ。

「ホワイトアスパラガスのタリオリーニ」
味わい深く、麺とアスパラを上手く調和したものだった。
あっと言う間に食べ終えた私はまた来る事を誓った・・
パスタと店名以外はフィクションです
~欲~
本当に良い物とは値段以上に
輝く価値を秘めたものだ。
それは、物だけでなく食事も同じで
食事中はもちろん食後まで素晴らしい余韻と印象
心まで溺れさせてくれる。
そんな「モノ」を探している・・・
私自身コックであり、大のサッカーファン。
満たされない貪欲な精神をまとった言わば
「サムライ」というセリフが似合うだろう。
今日も気軽に立ち寄った2件目のイタリアン「LaTerra」
若いソムリエにおまかせでパスタを頼んだ・・
独りで忙しそうにしている割にはまったく足音を立てず
まるでそう・・「レオン」のジャン・レノの様だった。
そのジャン・レノが運んで来たパスタに私は
感動すら覚えたものだ。

「ホワイトアスパラガスのタリオリーニ」
味わい深く、麺とアスパラを上手く調和したものだった。
あっと言う間に食べ終えた私はまた来る事を誓った・・
パスタと店名以外はフィクションです
2010年11月28日
読売テッラvol.10
読売テッラvol.10
~長幼の序~
痩せた手に3枚の千円札を握り締め
会計を済ませる祖母の背中が子供の頃より
小さく見える。
今日は寒空だが良く晴れ、珍しく祖母が私を食事に誘った。
近所に出来た比較的に新しいイタリアンレストラン「LaTerra」

静かで大人向けのレストランで、祖母の様な年配者にも
好まれる上品で優しいテイストが人気を呼びつつある。
祖母と私は若いホールスタッフの勧めするままに従い
パスタとピッツァのランチを頂き
そのパスタも2皿に分けてくれていたので祖母にとっても程良い量だった。

この日は祖母も機嫌が良かったのか、良くおしゃべりをして
デザートまで食べ終える頃には満足だったのか
私の仕事の悩みまで少し聞いてくれた。
祖母の穏やかな表情につい私もほころび
悩みなどどうでもよくなった・・
会計は私が済ませるつもりだったのだが
祖母の強引さに負け
長幼の序という言葉の奥深さを知った1日だった。
お店と料理以外全てフィクションです
~長幼の序~
痩せた手に3枚の千円札を握り締め
会計を済ませる祖母の背中が子供の頃より
小さく見える。
今日は寒空だが良く晴れ、珍しく祖母が私を食事に誘った。
近所に出来た比較的に新しいイタリアンレストラン「LaTerra」

静かで大人向けのレストランで、祖母の様な年配者にも
好まれる上品で優しいテイストが人気を呼びつつある。
祖母と私は若いホールスタッフの勧めするままに従い
パスタとピッツァのランチを頂き
そのパスタも2皿に分けてくれていたので祖母にとっても程良い量だった。

この日は祖母も機嫌が良かったのか、良くおしゃべりをして
デザートまで食べ終える頃には満足だったのか
私の仕事の悩みまで少し聞いてくれた。
祖母の穏やかな表情につい私もほころび
悩みなどどうでもよくなった・・
会計は私が済ませるつもりだったのだが
祖母の強引さに負け
長幼の序という言葉の奥深さを知った1日だった。
お店と料理以外全てフィクションです
2010年11月26日
読売テッラvol.9
目の前にあるグラスにゆっくり注ぎ注がれる
濃く様々な期待すら持たせるワイン。
そして、少しごつめの手でボトルを掴む
若いソムリエ。
彼・・・指輪してない・・・
今日のワイン会は酒がすすみそうな予感がした。
読売テッラvol.9
~ワインは快楽~
毎月行われるT氏主催のワイン会
T氏の行きつけのレストランで
今回は「2004年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」という
テーマでスタートした。
この会も回数を重ね、少しづつスタッフに顔見知りも増え
まるで昔からの仲間の様に親しくなった人達と
美味しい食事とワインを楽しめるのが
ある一つのステータス。
沢山あったワインの中でT氏セレクトのこの3本は
今回のメインで「何時(いつ)あけても、その時の個性を表現できるポテンシャルの深さ」を感じた。



これらにはしっかりとした別々の特徴があり
私の直感ですが
真ん中のイル・コッレに関しては10年後は
眠っている良さを今より発揮しそうです。
こちらはメインの
~和牛頬肉の赤ワイン煮込み~

ブルネロに合わせて頂きました。
良い顔ぶれで飲むワインに敵うものはありません
次回もまた楽しみにしています。
ワインと料理以外は全てフィクションです
2010年11月21日
読売テッラvol.8
読売テッラvol.8
~デキルオトコのお持込み方~
先日のことだった。
今年のフランスでの仕事も無事に終わり
今日くらいゆっくりシャンパンを開けて
チャーリーズ・エンジェルを観ようか・・など思っていた矢先に
「あの」店から電話が入った。
電話越しの若いソムリエは
私の頭にベレッタの銃口を突きつけ
焦らすかの様にゆっくり言葉にした・・
「野鳩が入りました・・フランス産です。」
私の意識は完全にローヌ河のほとりで独りお遊びをしていた。
と言っても過言でないほど鳩が好きなのだ。
今回ばかりは急だったので次回の為にワインを預ける事にした。
とっさにセラーから取り出した

Clerico Barolo 03’
次回が楽しみだ・・・続く
この話は全てフィクションです。
~デキルオトコのお持込み方~
先日のことだった。
今年のフランスでの仕事も無事に終わり
今日くらいゆっくりシャンパンを開けて
チャーリーズ・エンジェルを観ようか・・など思っていた矢先に
「あの」店から電話が入った。
電話越しの若いソムリエは
私の頭にベレッタの銃口を突きつけ
焦らすかの様にゆっくり言葉にした・・
「野鳩が入りました・・フランス産です。」
私の意識は完全にローヌ河のほとりで独りお遊びをしていた。
と言っても過言でないほど鳩が好きなのだ。
今回ばかりは急だったので次回の為にワインを預ける事にした。
とっさにセラーから取り出した

Clerico Barolo 03’
次回が楽しみだ・・・続く
この話は全てフィクションです。
2010年11月13日
2010年11月13日
読売テッラvol.7
読売テッラvol.7
~キャリアとキャビア~
絵で見るようなキャリアウーマンを目指し
田舎から上京したのは5年前。
有名大学を卒業後、某一流企業の秘書職に就職。
先輩秘書の嫌がらせに耐え、熾烈な女の戦いにもめげず
努力のかいあって第一秘書になり
先輩をショムニに降ろした。
今の私の目の前には、お金、ファッション、恋人、旅行、ビジネス
まるで全てが回転寿司のよう回り、手を伸ばせばすぐ届く所にある。
今夜も、七隈にあるレストランLaTerraで食事をしていた・・
食事を堪能し、ワインもすすんだ。
食後はテーブルからカウンターに移り
若いソムリエが食後酒を勧めてきた。

レモンの香りと後から来るキツめの感じが
私と似てちょっとバチバチ感を楽しめる。
彼から聞いた話でカプリ島付近一帯の
伝統的食後酒らしく
バカンスでも訪れてみたい場所だったりする。
イタリア支社に転勤できたらどんなに良いことか・・・
商品、価格、店以外すべてフィクションです
~キャリアとキャビア~
絵で見るようなキャリアウーマンを目指し
田舎から上京したのは5年前。
有名大学を卒業後、某一流企業の秘書職に就職。
先輩秘書の嫌がらせに耐え、熾烈な女の戦いにもめげず
努力のかいあって第一秘書になり
先輩をショムニに降ろした。
今の私の目の前には、お金、ファッション、恋人、旅行、ビジネス
まるで全てが回転寿司のよう回り、手を伸ばせばすぐ届く所にある。
今夜も、七隈にあるレストランLaTerraで食事をしていた・・
食事を堪能し、ワインもすすんだ。
食後はテーブルからカウンターに移り
若いソムリエが食後酒を勧めてきた。

レモンの香りと後から来るキツめの感じが
私と似てちょっとバチバチ感を楽しめる。
彼から聞いた話でカプリ島付近一帯の
伝統的食後酒らしく
バカンスでも訪れてみたい場所だったりする。
イタリア支社に転勤できたらどんなに良いことか・・・
商品、価格、店以外すべてフィクションです
2010年11月11日
~コレミテ~
読売テッラ特別号
~コレミテ~

~松茸のフェデリーニ~(¥1800)

~アイスランド産仔羊 背肉のワラ包み焼き~¥3,500(2名様料金)

~パンザロッティーニ~自家製リコッタチーズを詰めた揚げピッツァ(¥480)

~チーズの盛り合わせ~(¥1,600)

ポルチーニを使った料理
~イタリア産フレッシュポルチーニ茸のフリッタ~(¥800~)
~イタリア産フレッシュポルチーニのタリオリーニ~(¥1,400)

~サプライズ~ (price less)
~コレミテ~

~松茸のフェデリーニ~(¥1800)

~アイスランド産仔羊 背肉のワラ包み焼き~¥3,500(2名様料金)

~パンザロッティーニ~自家製リコッタチーズを詰めた揚げピッツァ(¥480)

~チーズの盛り合わせ~(¥1,600)

ポルチーニを使った料理
~イタリア産フレッシュポルチーニ茸のフリッタ~(¥800~)
~イタリア産フレッシュポルチーニのタリオリーニ~(¥1,400)

~サプライズ~ (price less)

2010年11月09日
読売テッラvol.6
読売テッラvol.6
~口の中がエアロスミス~
ロックとは常に熱く人々を魅了し続ける事。
私も今年で45歳になる見習いロッカーだ
ノッているノッないの問題以前に
結構、色んな事を乗り過ごしてきた気がする・・
最近では周りも気を使っているのか
「もうすぐクルよ!もう少し!」と言うが
一体何が来るのか。
しかし、プロ意識は捨ててない
今夜もお忍びで私の住んでいる団地の
近所にアツいピッツァを食べさせてくれる
レストランに行ってみることにした。
ドアを開けるとオシャレな店内に大きな石窯
さっそく出てきたピッツァを食べてみた。

生ハムとルーコラのピッツァ(¥1600)
厚めのナポリ生地にはみ出そうな生ハム
そしてルーコラの香りが食べる手を休めなかった。
まるでエアロスミスを初めて聞いた時のような
衝撃すら感じた。
至福のときを終え、気がつくとGコードを押さえたまま
団地へ帰っていた・・・
七隈4-1-9 LaTerra TEL092-834-7793
読売テッラvol.6
店名、価格、商品以外は全てフィクションです。
~口の中がエアロスミス~
ロックとは常に熱く人々を魅了し続ける事。
私も今年で45歳になる見習いロッカーだ
ノッているノッないの問題以前に
結構、色んな事を乗り過ごしてきた気がする・・
最近では周りも気を使っているのか
「もうすぐクルよ!もう少し!」と言うが
一体何が来るのか。
しかし、プロ意識は捨ててない
今夜もお忍びで私の住んでいる団地の
近所にアツいピッツァを食べさせてくれる
レストランに行ってみることにした。
ドアを開けるとオシャレな店内に大きな石窯
さっそく出てきたピッツァを食べてみた。

生ハムとルーコラのピッツァ(¥1600)
厚めのナポリ生地にはみ出そうな生ハム
そしてルーコラの香りが食べる手を休めなかった。
まるでエアロスミスを初めて聞いた時のような
衝撃すら感じた。
至福のときを終え、気がつくとGコードを押さえたまま
団地へ帰っていた・・・
七隈4-1-9 LaTerra TEL092-834-7793
読売テッラvol.6
店名、価格、商品以外は全てフィクションです。
2010年11月09日
読売テッラvol.5
読売テッラvol.5
~変わり者~
この会社に勤め10年、自分なりにプライドを持ち
納得できない事は上司にでさえNOと言った。
部下からは恐れられ、飲み会はさておき
携帯番号すら知らない奴もざらでもない・・・
察しの通り私は変わり者。
「そっち側」の人間で多くより独りを好む。
こんな私でも行きつけの店くらいあるもんだ。

七隈にあるイタリアンレストラン「LaTerra」
むやみやたらに口を開かない私も
ここの若いソムリエとは自然と会話が弾む。
食事を堪能しつつ、私に合った「クセ」のある
ワインを用意してくれる。

難しい事は分からないが
上品なアリナミンと樽の香りが
マリアージュ以前にツボを突いてくる。
彼は言った
「難しい事より、好きか嫌いかのどちらか」
率直な答えを好む私自身に当てはまるセリフだった。
醜い人間だと思われるかもしれないが
会社の部下、同僚にすら
この店の事は教えたくない・・
読売テッラvol.5
~変わり者~
商品、価格、お店以外すべてフィクションです
~変わり者~
この会社に勤め10年、自分なりにプライドを持ち
納得できない事は上司にでさえNOと言った。
部下からは恐れられ、飲み会はさておき
携帯番号すら知らない奴もざらでもない・・・
察しの通り私は変わり者。
「そっち側」の人間で多くより独りを好む。
こんな私でも行きつけの店くらいあるもんだ。
七隈にあるイタリアンレストラン「LaTerra」
むやみやたらに口を開かない私も
ここの若いソムリエとは自然と会話が弾む。
食事を堪能しつつ、私に合った「クセ」のある
ワインを用意してくれる。

難しい事は分からないが
上品なアリナミンと樽の香りが
マリアージュ以前にツボを突いてくる。
彼は言った
「難しい事より、好きか嫌いかのどちらか」
率直な答えを好む私自身に当てはまるセリフだった。
醜い人間だと思われるかもしれないが
会社の部下、同僚にすら
この店の事は教えたくない・・
読売テッラvol.5
~変わり者~
商品、価格、お店以外すべてフィクションです
2010年11月07日
読売テッラvol.4
読売テッラvol.4
~デキルオトコの再来~
ハードなスケジュールをフランスでこなし終え
成田空港に降り立った私に
1本の電話が入った。
福岡のあのレストランからだった・・
電話口の若いソムリエが私の胸をカトレフで打ち抜くように言った
「松茸が入りました。」
そこから私の記憶は曖昧だが気がつくと
新幹線に乗り博多に着いていた。
タクシーを飛ばし、城南区七隈4-1-9「LaTerra」まで。
到着しすぐさま店の扉を開け無言で、カウンターへ
あの彼は全てを悟ったかの様に
いつものスパークリング(¥650)を注いだ・・・
私はそれを水の様に飲み干し、荒々しい言葉で
「例のモノは!まだありますか?・・」
すると無口なシェフが「あるよ!」
ホッと胸を撫で下ろし、そこから珍しくシェフのプレゼンを聞き
手元に運ばれたのはこの一皿だった

松茸の香りを極限まで逃さないプレゼンテーション。
その奥に隠れた松茸のフェデリーニ
香りに酔いしれ、今までの苦労でさえ帳消しにする
まさに至極のパスタだ・・
できれば時間が許すかぎりここにいたい・・
つかの間だったが至福の時間だった。
明日の会議まで夢を見たい・・
城南区七隈4-1-9
LaTerra Tel 092-834-7793
~デキルオトコの再来~VOL.4
商品、値段、お店以外は全てフィクションです。
~デキルオトコの再来~
ハードなスケジュールをフランスでこなし終え
成田空港に降り立った私に
1本の電話が入った。
福岡のあのレストランからだった・・
電話口の若いソムリエが私の胸をカトレフで打ち抜くように言った
「松茸が入りました。」
そこから私の記憶は曖昧だが気がつくと
新幹線に乗り博多に着いていた。
タクシーを飛ばし、城南区七隈4-1-9「LaTerra」まで。
到着しすぐさま店の扉を開け無言で、カウンターへ
あの彼は全てを悟ったかの様に
いつものスパークリング(¥650)を注いだ・・・
私はそれを水の様に飲み干し、荒々しい言葉で
「例のモノは!まだありますか?・・」
すると無口なシェフが「あるよ!」
ホッと胸を撫で下ろし、そこから珍しくシェフのプレゼンを聞き
手元に運ばれたのはこの一皿だった

松茸の香りを極限まで逃さないプレゼンテーション。
その奥に隠れた松茸のフェデリーニ
香りに酔いしれ、今までの苦労でさえ帳消しにする
まさに至極のパスタだ・・
できれば時間が許すかぎりここにいたい・・
つかの間だったが至福の時間だった。
明日の会議まで夢を見たい・・
城南区七隈4-1-9
LaTerra Tel 092-834-7793
~デキルオトコの再来~VOL.4
商品、値段、お店以外は全てフィクションです。
2010年11月06日
読売テッラvol.3
読売テッラvol.3
~臆病な時間~
彼の救急用の電話が鳴れば
この楽しい時間もまるでロウソクが消えるように
私は独りになる。
こんな事を思っている私は小児科医である
彼の女として相応しくないのかもしれない。
楽しそうに食事をする彼とうらはらに
落ち着きのない私がいた
このレストランを選んだ理由も勤務先の大学病院へすぐ向かえる為だった。
彼は「もし、呼び出されたらキミがボクのデザートまで食べて」
気を使った言葉だとしてもこれっぽちも嬉しくなかった。
この日は運良くメインまで辿りついたが
これからデザートという時に電話が鳴った。
「すまない」と言い残し
慌てて店を出て行く彼に
私は悟られまいと精一杯。
デザートは食べずコーヒーを飲んだら出るつもりだった。
しばらくしデザートを運んできたのはなんと彼

彼とお店の粋な計らいで、ちょっと早めの私の誕生日を祝ってくれた。
彼はちゃんと分かっていてくれた、そう思うと
高ぶった感情を抑えられなかった。
このほうじ茶のジェラート(¥750)
忘れられない一皿・・
あの感動と高揚感を味わいにまた行きます
読売テッラvol.3
城南区七隈4-1-9
LaTerra Tel 090-834-7793
店名と商品、価格以外はフィクションです。
~臆病な時間~
彼の救急用の電話が鳴れば
この楽しい時間もまるでロウソクが消えるように
私は独りになる。
こんな事を思っている私は小児科医である
彼の女として相応しくないのかもしれない。
楽しそうに食事をする彼とうらはらに
落ち着きのない私がいた
このレストランを選んだ理由も勤務先の大学病院へすぐ向かえる為だった。
彼は「もし、呼び出されたらキミがボクのデザートまで食べて」
気を使った言葉だとしてもこれっぽちも嬉しくなかった。
この日は運良くメインまで辿りついたが
これからデザートという時に電話が鳴った。
「すまない」と言い残し
慌てて店を出て行く彼に
私は悟られまいと精一杯。
デザートは食べずコーヒーを飲んだら出るつもりだった。
しばらくしデザートを運んできたのはなんと彼

彼とお店の粋な計らいで、ちょっと早めの私の誕生日を祝ってくれた。
彼はちゃんと分かっていてくれた、そう思うと
高ぶった感情を抑えられなかった。
このほうじ茶のジェラート(¥750)
忘れられない一皿・・
あの感動と高揚感を味わいにまた行きます
読売テッラvol.3
城南区七隈4-1-9
LaTerra Tel 090-834-7793
店名と商品、価格以外はフィクションです。
2010年11月04日
読売テッラvol.2
読売テッラvol.2
~ダイヤモンドは永遠の輝き~
あれは今年の夏だった・・
私のシワも目立つ指に光るダイヤの指輪。
夫が結婚10年目にしてささやかだが私の為に買ってくれたものだ
今となれば夫婦円満という言葉を思い描いた事はなかった
だた「お互い幸せに生きている」と言ったほうが正しいのかもしれない。
そして、今夜も唐突な夫に半ば強引に近所に出来たレストランに
連れられ、無駄に大きなテーブルで
お互い会話は少ないもの、私と夫の距離でこの時間を楽しんでいた。
若いソムリエが気をきかせたつもりだろうか
こんな二人を見かね冗談まじりに「冷製パスタ」を勧めてきた。
さすがの私も主人も顔がほころんだ・・
私達にお似合いのかしら?(笑)
そのソムリエは表情を一つも変えず言った
「冷やすのは簡単な事ですが、冷やかされると熱くなりませんか?」
・・・。
夫婦として当たり前な事に慣れていたこの頃・・
この世知辛い時代を悠々と生きる
この若者に忘れかけていた心をもらった気さえした。
実際に手元に運ばれたパスタは

生ウニとハーブオイルのパスタ(¥2500)だった。
なんとも不思議な複数のハーブと上品なウニが
溶け合う・・主人と二人で言葉を無くしました。
若いソムリエいわくこちらのシェフの師匠から
伝わる自慢のパスタだそう。。。
この日は二人にとって良い時を過ごしました
帰り道の事です
何年振りに腕を組んで帰った事は今でも忘れません。
城南区七隈4-1-9
LaTerra Tel 092-834-7793
読売テッラvol.2
~ダイヤモンドは永遠の輝き~
値段、店名以外は全て
フィクションです。
ちなみに明日は店休日となります。
~ダイヤモンドは永遠の輝き~
あれは今年の夏だった・・
私のシワも目立つ指に光るダイヤの指輪。
夫が結婚10年目にしてささやかだが私の為に買ってくれたものだ
今となれば夫婦円満という言葉を思い描いた事はなかった
だた「お互い幸せに生きている」と言ったほうが正しいのかもしれない。
そして、今夜も唐突な夫に半ば強引に近所に出来たレストランに
連れられ、無駄に大きなテーブルで
お互い会話は少ないもの、私と夫の距離でこの時間を楽しんでいた。
若いソムリエが気をきかせたつもりだろうか
こんな二人を見かね冗談まじりに「冷製パスタ」を勧めてきた。
さすがの私も主人も顔がほころんだ・・
私達にお似合いのかしら?(笑)
そのソムリエは表情を一つも変えず言った
「冷やすのは簡単な事ですが、冷やかされると熱くなりませんか?」
・・・。
夫婦として当たり前な事に慣れていたこの頃・・
この世知辛い時代を悠々と生きる
この若者に忘れかけていた心をもらった気さえした。
実際に手元に運ばれたパスタは

生ウニとハーブオイルのパスタ(¥2500)だった。
なんとも不思議な複数のハーブと上品なウニが
溶け合う・・主人と二人で言葉を無くしました。
若いソムリエいわくこちらのシェフの師匠から
伝わる自慢のパスタだそう。。。
この日は二人にとって良い時を過ごしました
帰り道の事です
何年振りに腕を組んで帰った事は今でも忘れません。
城南区七隈4-1-9
LaTerra Tel 092-834-7793
読売テッラvol.2
~ダイヤモンドは永遠の輝き~
値段、店名以外は全て
フィクションです。
ちなみに明日は店休日となります。
2010年11月03日
読売テッラ創刊号~デキルオトコの時間vol.1~
読売「テッラ」新刊号
読者の皆様へ
この度、当店ブログにおいて
担当者ムラカミ(自分自身)のブログへのマンネリ化を改善する為
またはより良い新鮮かつ斬新でホットな情報を
お届けする読売「テッラ」を発行致します。
細かい事は抜きで「女性セ〇ン」を読むような軽い気持ちで
温かいご声援をお願い致します。
読売テッラvol.1
そこは福岡市の喧騒から外れた
ある意味「地方」という言葉も似合う
石窯のある小さな半地下のレストラン。
私は優雅にカウンターに座り、若いソムリエの
勧めるスプマンテ(¥650)を飲みながら
先日までのハードワークの疲れを癒していた。
時に満ち足りない私の性格を
包み込むかの様なキレのあるスパークリングだ。
アラフォー(40代)になると誰からも文句を言われず
女性から尻を叩かれるような刺激も欲してくるものだ・・・
しばし話が反れたが
満席にもなるらしいこの店も今日ばかりは
ゆっくりとした営業だったようだ。
しばらくすると
彼の勧める前菜が私の手元に運ばれた

細かい説明はいいとして
口いっぱいに広がるジューシーなナスとトマト
それを調和するモッツァレラがたまらない。
微かに香る薪の香りに酔いしれるほどだ(¥600)
まるで貸切の様な静かで、モダンな店内に目を奪われる。
明日からヴォジョレーヌーボーのインポートにフランスへ
向かう為、早めの出発になったが
時間が許すならばもう少しココにいたかった・・・
福岡市城南区七隈4-1-9
LaTerra 092-834-7793
~デキルオトコの時間vol.1~
以上の店名、値段以外は
全てフィクションです。
読者の皆様へ
この度、当店ブログにおいて
担当者ムラカミ(自分自身)のブログへのマンネリ化を改善する為
またはより良い新鮮かつ斬新でホットな情報を
お届けする読売「テッラ」を発行致します。
細かい事は抜きで「女性セ〇ン」を読むような軽い気持ちで
温かいご声援をお願い致します。
読売テッラvol.1
そこは福岡市の喧騒から外れた
ある意味「地方」という言葉も似合う
石窯のある小さな半地下のレストラン。
私は優雅にカウンターに座り、若いソムリエの
勧めるスプマンテ(¥650)を飲みながら
先日までのハードワークの疲れを癒していた。
時に満ち足りない私の性格を
包み込むかの様なキレのあるスパークリングだ。
アラフォー(40代)になると誰からも文句を言われず
女性から尻を叩かれるような刺激も欲してくるものだ・・・
しばし話が反れたが
満席にもなるらしいこの店も今日ばかりは
ゆっくりとした営業だったようだ。
しばらくすると
彼の勧める前菜が私の手元に運ばれた

細かい説明はいいとして
口いっぱいに広がるジューシーなナスとトマト
それを調和するモッツァレラがたまらない。
微かに香る薪の香りに酔いしれるほどだ(¥600)
まるで貸切の様な静かで、モダンな店内に目を奪われる。
明日からヴォジョレーヌーボーのインポートにフランスへ
向かう為、早めの出発になったが
時間が許すならばもう少しココにいたかった・・・
福岡市城南区七隈4-1-9
LaTerra 092-834-7793
~デキルオトコの時間vol.1~
以上の店名、値段以外は
全てフィクションです。