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2015年02月28日

アグー豚のTボーン。



こんばんは!りかです。

2月も今日で最終・・・数日少ないだけでもかなり短く感じますね。

今月はお誕生日のお祝いのお客様が特に多かった気がします。。


おめでとうございましたicon102



さて、今日は入荷したばかりの「アグー豚」について。カタカナのね!

 

今回はなんとTボーンです!

アグー豚

この豚さん・・・icon190まず始めに

「アグー豚」、「あぐー豚」と2種類あることをご存じですか?


上の写真は、沖縄の在来種の豚、アグー。

頭数が少なく非常に貴重な豚です・・・

肉が柔らかく,脂に甘みや旨みがあります。

もともとラードを取るための豚だったので皮の下に脂身がたくさんあり、これがうま味を出すそうで

アミノ酸が豊富なので、それが独特の甘みを出しているのですね。。


一方、ひらがなの「あぐー」は

在来豚アグーのオス外国種のメスを交配させた豚。


なぜ交配させたのか。その理由とは・・・


アグーは昔は、そこらじゅうで飼われていた。

真っ黒で小柄な身体。弓なりになった背中。しっかり地に着いたかかと。

戦後、大型で成長が早く、肉がたくさん取れ、産仔数も多い外国産豚が導入されると、

次第に、脂身が多く、小型で、成長に時間がかかり、産む子供の数も少なめのアグーは次第に廃れていった。


1981年には在来のアグーはたった30頭しか確認できなかったそう・・・

原種を守ろうと必死な農家さんの思いに反して、金にならないアグー豚の復興に関心を示す人はほとんどおらず

そんなことをして一体何になるのかと非難までされたんだとか・・・


しかし、そのアグーがここへきて再び評価されるようになってきたのですね!!

農家さんの苦労は報われたのです。。涙


じっくりと味わって下さいね・・・

あ、要予約です!!


http://www.chie-project.jp/007/no01.html

*琉球の記録 ~アグー豚を訪ねて~*





追記


今年初お目見えの食材がざっくざくと入荷しております。。


まず”すみや水産”さんで発見!

ピチピチ

活き芝エビ!これを見つけるだけでもうフツフツと食欲が湧いてくる私・・・

*芝エビのアラビアータ*

もうお召し上がりになりましたか?←

カリッカリに揚げた芝エビの美味しさといったら・・・ね!!



フランス産のホワイトアスパラも入荷。

しっかりとした太さの食感は食べ応えがありますicon12


*ホワイトアスパラガスのビスマルク風*

薪釜で焼き上げたホワイトアスパラに、温泉たまご、生ハムをそえて

白トリュフオイル、オリーブオイル、岩塩。

卵をくずしてトロトロに絡めながらいただきます・・・icon06至福。じゅるり←



そして

みーんな大好き、ムール貝のモンサンミッシェル

白ワイン蒸しは早々に完売してしまいました・・・

*モンサンミッシェルのトマトソース*

一般的なムール貝より殻は小ぶりですが、貝の中には

クリーム色がかったオレンジ色の身がしっかりと詰まっています。

身はとろけるような食感でなめらかで柔らかく、甘みのある豊かな味わい・・・

うん、旨いわぁ。。



そしておすすめは

熊本県産 赤牛のドライエイジングビーフ(45日間)!

いわゆる熟成肉、ってヤツです。

部位はランプ

日本ドライエイジングビーフ普及協会から認定された

熟成技術を持つプロが生み出す、この旨み・・・

しっかりと品質管理された熟成肉はやはりひと味違います・・・

シェフの火入れの腕、薪の香りも相まって美味しさ倍増!face05




おまけ

おいしい~、ばん(ジビエ)・・・

全体的に細身で足は黒く、きめ細かい肉質が特徴です・・・

今回はポルチーニのソースで仕上げ・・・

そしてワインは


師匠の師匠から教えていただいたフランスの赤でした・・・icon06




  


Posted by ラテッラ at 22:58Comments(0)日常の事料理とワイン知識

2015年02月22日

ハードシードル。


こんばんは!りかです。

今日もかなりハードでした・・・ありがとうございました!!

まぁ、うちの店が忙しいという事は

どこの飲食店も賑わっているのでしょう。。嬉しい事です(^^*)


さて、話は変わって

20歳になり、ビールを飲むと未だこんな顔をするうちのスタッフちゃん。

うえー


そんな彼女が今日は・・・


ゴクゴク


お?おお??



プッハーッ!

「・・・・・おいしいicon12


なんと!

や、まぁビールじゃないんですけどね・・・

彼女が飲んでいたのは・・・

*キリンさんから発売された新商品「ハードシードル」*


りんごのお酒、シードル。

果実のさわやかな香りと心地よい酸味。

ビールよりフルーティで、カクテルよりドライ。


そう、これは甘くないシードルなのです!

お酒があまり得意でないスタッフちゃんでもスイスイ飲めちゃう、でもアルコール度数は5%とビールと同じ・・・

1杯目からゴクゴク飲めて、お料理にも合いやすいシードル、是非お試しあれ~♪




追記


面白いものを頂きました。

ガトーフェスタハラダさんの、「ワインに合うラスク」!


楽しみです・・・!face05ワクワク




  


Posted by ラテッラ at 23:56Comments(0)日常の事料理とワイン知識

2015年02月22日

送別会とサプライズ。



今週も新鮮なイタリア野菜が届きましたー!

タルティーボ美しい!

りかです。

今週は昼夜フル回転・・・



昨日のディナーは、総勢24名様の貸切営業でした。


送別会ということで

最後は皆さん涙涙の挨拶で、思わず私も・・・


良い時間をありがとうございました!



そして今日のディナーはicon06


中身はなんと・・・



 icon104 !!!


からの・・・

フォンダンショコラ

サプライズ大成功!!


なんかこう、私までキュンキュンしました。←

末永くお幸せに・・・icon06





追記


ムラカワ君が好きなのはやっぱり


ハツとねぎ。笑

どんどん完成度上がってます・・・やるなァ!☆




  


Posted by ラテッラ at 00:10Comments(0)日常の事

2015年02月19日

隠れ人気の・・・


こんばんは!りかです。


突然ですが、皆さん「クリームパスタ」は

お好きですか??


と、いうのも

この「鶏肉のラグー クリームソース」、めちゃ人気なのです。影で。

もともとクリーム系はメニューに載っていない裏メニューだったのですが

ファンが増えてきたのでメニューデビュー・・・


質の良い生クリームを使い、鶏肉の旨みはたっぷり。

牛乳で少しあっさりめに仕上げて、上品なお味face05

お好きな方は是非お試しあれ・・・☆



こちらも、ハマると恋しくなります。。

*イネディット*750ml

ワイングラスに注ぎ、鼻から抜ける繊細な香りと味わいを楽しみながらほっと一息。。

シェフのお料理にもやさしく寄り添ってくれますicon102

先日は3人で4本、ペロッと空けられました・・・




追記


明朝、スピリタスの事故がありましたね。恐ろしいicon196

うちではリモンチェッロを仕込む時に使っています。



スピリタスはポーランド生まれのウォッカ。 70回以上の蒸留を繰り返すことで

アルコール度数はなんと95~96%で世界イチ。もちろん火気厳禁!!


こんなこともできてしまうのですよ・・・


原産国のポーランドではストレートで飲む習慣はないようで、

狩人が携帯して森で手に入る水を混ぜて飲んだり、家庭用消毒薬として戸棚に常備したり

家庭でチェリーなどの果実を漬け込んで果実酒を造るのにも使われ・・・

その果実酒も炭酸水などで割って日本のサワーや梅酒ソーダのようにして飲まれてるそうです。


まぁ、命は助かってなによりですね・・・


気になるのは

車内で2人がスピリタスを飲んで・・・

帰りの運転は・・・?


ちょっと、小一時間ほど問い詰めたいところ。




  


Posted by ラテッラ at 23:06Comments(0)日常の事料理とワイン人気記事

2015年02月18日

一杯いっとく?



こんにちは!じゃないこんばんは!りかです。

今日のディナーは21時以降からヒートアップ・・・

まぁ、そんな日もちょくちょくあります。



さて、今朝のこと。

新潟県の大王イカのニュースを見て

魚屋でコウイカを買いました。春ですね・・・

手のひらサイズ


新潟のはこちら、全長4m・・・

http://www.asahi.com/articles/ASG193JD2G19UOHB003.html

この大きさ、刺身にすれば2000人分、仮にスルメイカに換算すれば35万円の価値らしい・・・

ただ体重が重いイカは泳いでいないと沈んでしまうため、アンモニアを体内に溜めて

そのアンモニアを使って浮力を調整しているので、臭くて食用には向かないのだそう。



そんな臭~い大王イカより、美味し~い甲イカでランチパスタ!


*甲イカと有明産あさりのオイルソース*

大好評でしたicon06





追記


昨日は突発性ピッツァ症候群が・・・

ッッうーまーいー!!やっぱりピザは薪窯、ピザには泡ですね・・・

とりあえず、完治。face05




  


Posted by ラテッラ at 00:51Comments(0)日常の事料理とワイン

2015年02月16日

お知らせ。




まず、お知らせが2点。

★今月の第3火曜日(つまり明日)は営業致します!2月は日数が少ないので・・・

★2月20日(金)は、ディナー貸切です。

ご注意ください・・・


さて!

最近のランチは

嵐の様にブォァーーー!!っと一気に満席になって

潮のようにズザァァーーーっと引いていきます。

終わったあとはしばらく放心状態・・・(゜゜)・・・


4名以上の方はお店までご一報いただけるとスムーズにご案内できますよ~。



おまけ


私事。前髪を切りました。春らしく!と思って結構バッサリ眉上。

久しぶりに前髪作って結構ルンルンだったのです

寝起きを見るまでは・・・

起きるとですね、華麗に真上に横に翻っていて

いやお見事!みたいな。

ピロピロ笛?みたいな形状記憶も持ち合わせてるもんで

朝シャンが気持ちいい今日この頃です。



ちゃんちゃん♪

  


Posted by ラテッラ at 22:29Comments(0)日常の事料理とワイン

2015年02月15日

心を込めて。



こんばんは!りかです。


最近の仕込みの様子・・・


手打ちパスタのタリオリーニの生地仕込み中。

よっこらせ、よっこらせ、よっこらせ、、

全身を使って。愛情込めて打ってます☆


「美味しくな~れ、美味しくな~れ!icon102」←重要








おまけ


シェフと真剣に決めた、名刺が届きました。



うん、うん、大丈夫、よく見ないと分からない。笑




  


Posted by ラテッラ at 23:25Comments(0)日常の事

2015年02月11日

チアシードと、ネコ。



こんばんは!りかです。

本日は祝日営業、ご家族連れや団体様が多く・・・icon01

ほのぼの、営業してました。


今日の代わりに明日、2月12(木)がお休みになります。

ご注意くださいませ・・・



さて、先日

帰国子女のご常連様から、アメリカのお土産をいただきました。


チアシード

ご存知ですか?チアシード☆

少し前に健康食品として、キヌアと並ぶ大ブームになったコレ。

当たり前だけど説明書き全部英語・・・

出してみると

色々入ってます・・・face08

どれがチアシードかというと


これ!

ちっさー

なんかバジルの種みたい!と思って調べたところ


チアシードはバジルシードとても似ていますが、成分はバジルシードとは異なります。

バジルシードよりも18種類のアミノ酸やカルシウムなどたくさんの栄養素が含まれています。

種子であるチアシードは、雨の少ない気候の産地ゆえ、水を含めば寒天状の物質が膨張して

約30倍もの体積になるのです。この膨張性が満腹感を与えてくれて空腹感を抑えます。


ほうほう。

しかしこの30倍という数字、記事によっては5倍とか16倍とか様々でした・・・

とにかく食物繊維バツグンってことね!!


ちょっと実験してみよう・・・ってことで

少量の水をかけた


数分後


おお!!種の周りにトゥルッとしたのが出てきた!じゅんさいみたいな!!

うん、とりあえず30倍は信憑性なさそう?←


食感はプチプチしていて味はないので、ヨーグルトにかけたり

色々使えそうです♪


もしかしたらチアシードだけを使ったものがオーダーにも出るかも・・・

シェフがどんな形で出すのか。。お楽しみに・・・!!




追記


「あのエルブジのビール(イネディット)にめっちゃ似とうよ!!」

と頂いた、「水曜日のネコ」。

かわいー!ビールっぽくないですね・・・


明日は休みだし、水曜日だし、ってことで晩酌+αで。

ここはイネディットと同じワイングラスで・・・

うん!似ているーー!!

フルーティーで苦味も少なくて、ほっとする感じでした。

あまりビールが得意じゃない女性にウケが良さそう・・・?


ご馳走様でした♪



  


Posted by ラテッラ at 23:28Comments(0)日常の事

2015年02月10日

発足!福岡イタリア料理協会。



こんばんは!りかです。


最近、外の厳しい寒さと、店内の暖かさが相まって

メガネユーザーは入店すると皆こんな感じに

曇ってますね(笑)

店内の階段には気をつけてくださいね・・・




今年のジビエシーズンもそろそろ大詰め。

やっぱりウーマーイー!face05

毎年このシーズンが愉しみになるほど・・・


このシェフの味付けもたまらんとです・・・



これは、捌き終えた骨。平たい骨に、肉が僅かに付いています。

まかないにシェフがいつもくれるんですが、

「ココ一番美味しいんじゃ・・・?!」

と毎回思ってしまうほど旨い!!

オーダーで出されている部分はさぞ美味しいんだろうなぁ・・・



追記


昨日は、深夜0時から

シェフはとある発足会に参加・・・


*福岡イタリア料理協会*

落合さんが代表の「日本イタリア料理協会」

その福岡版が発足しました!近々正式な発足会が行われるそうです。

第一回は20人弱での会だったそうですが、錚錚たる面々icon196あの北九州のイタリアンシェフも・・・!

これからどんどん広まっていくとのことです。


これからどんどんイベントも催されるとのこと・・・

楽しみです☆




  


Posted by ラテッラ at 12:18Comments(0)日常の事料理とワイン

2015年02月08日

種子島の純黒糖。


こんばんは!りかです。



今朝のこと。

シェフに、「ほれっ!」と渡されたのは・・・


キラキラ

わー結晶だ!!



「砂糖のね。」


キレイですね・・・

なんか中学の時の理科の実験を思い出しました。


この間降った雪も、こんなのが降ってきてると思うと

かなりワクワクします(☆∀☆) 






追記


砂糖つながり。


種子島出身のお客様に、純黒糖なるものをいただきました。


なんと出来たてのままの板状!


石灰や水飴を一切使っていない、純黒糖100%なのだそうです。

しかも、今現在製造している所は「黒糖の里」という1カ所だけ。


ほとんどの黒糖は石灰が使用されているらしいのですが、

味や色がないので表面上は見分けがつかないんだとか。

そういった黒糖の価格は非常に安いですが、固く噛まなければ

口の中でとろけないのだそうです。


純黒糖は、まず黒糖の香りが凄い!濃いカンジ。

口に含めばまろやかな舌触りと旨さがあって、その割には後味がスッと引いて

香りから味まで、上等な和菓子のようでした!icon06


栄養価もバツグン。食後のお茶菓子としてお出しする時もありますので

是非味わってみてくださいね・・・


*黒糖の里*





  


Posted by ラテッラ at 22:29Comments(0)日常の事知識

2015年02月08日

神の仕業。


こんばんは!

りかです。



「 シェフの体調が優れない日は忙しい 」 

3年ラ・テッラにいますが、かなりの高確率(笑)

最初は可哀相だなぁ・・・とばかり思っていましたが

今では哀れむ前に気合が入ります←


ちなみに私が体調悪いと暇になる。・・・神?




本日はよくお召し上がりになるお客様のオンパレードでした☆

*ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ*

90過ぎてもこれとお酒飲めるって、羨ましい・・・!!




追記


昨日、完成形を撮れなかったアニョロッティ

今日はバッチリ撮りました☆


昨日は詳しく書きませんでしたが、アニョロッティ・ダル・プリンは

タヤリンに並ぶ、ピエモンテの代表的なパスタ料理。


ラ・テッラでは牛・豚・うさぎ・ほうれん草・リゾットを詰め物に使っています。


と、ここで面白い記事を見つけました。

ちょっと長いですが、どうぞ・・・


 ~ * ~ * ~ * ~


ピエモンテの伝統的なプリモピアットといえば、

タヤリン(卵をたっぷり使った平打ち細麺のパスタ)や

アニョロッティ・ダル・プリン(ラビオリをコロンと立体的な形にした詰め物のパスタ)がある。

ちなみに、アニョロッティは「…・ダル・プリン」「…・デル・プリン」「…・ディ・プリン」、

何にも挟まず「アニョロッティ・プリン」と人や地域で言い方が違ったりするようだ。


この2アイテムはピエモンテ州内ならどの店のメニューにも載っているが、

やはり地域と店によって微妙に、あるいは劇的にことごとく違う。


作り手の数だけタヤリンやアニョロッティ・ダル・プリンがあり、それぞれに歴史があり、

シェフの誇りがあるのだ。


私はタヤリンが大好きなのだが(多いなあ、大好きが)、

この取材旅行ではアニョロッティ・ダル・プリンにハマッてしまった。

なんだろう、このおいしさ(笑)。


サルサはバターとセージが基本のシンプルなものが多く、

これにチーズや、時期には白トリュフを削りかける。


肉とホウレン草、卵を合わせたミンチ状の詰め物がまたうまい。

肉は家庭なら残りものやサルシッチャなどで作るそうだけれど、

リストランテでは豚、仔牛、うさぎで作る店もあったし、それにチーズを加える店もある。


茹でたてはつるっとしていて、生地は優しくピロロンッとしてるのでお腹にもたれない。

不揃いなルックスもたまらなく可愛い。


ピエモンテで修業するとなると「肉料理を覚えたい」と言うコックが圧倒的に多かったけど、

案外、パスタも奥深い。

現にキッチンで、コックにセコンドのポジションは渡しても、

パスタの仕事は絶対に渡さないというシェフは結構いるのだそうだ。

仮に教える気があったとしても、シェフ達は粉や卵の分量をいちいち量るわけでなく、

タイマーで時間を区切ってこねるわけでもなく、

自身が長年続けて手のひらや指先に染みこんだ要領で作っているのだから

教えようがないということもあるのだろうか。


その技術はカンというより、体が勝手にそうしてしまうというような、クセに近いものかもしれない。

コックがそれをきちんと覚えるには、たぶん年単位でそこに居なければならないのだろう。

技術がどうのより以前に、まずシェフが「教えたい人かどうか」から始まるのだから、

じっくり人間関係を育んでいかなければならない。


という訳で東京で、アニョロッティ・ダル・プリンがあるとつい頼んでしまう。

日本では日本なりに違う解釈があったりして、中にホロホロ鶏を詰めている店もあったし、

フォアグラという店もあった。それはまたそれで、楽しかったりもする。

だが思わず絶句した店が一軒あった。


まず目の前に現れた時点で、狐につままれた。

今流行のモダンで白い大皿の真ん中にうやうやしく鎮座したそれは、たった8粒。

数える私も私だが、なんたってそれは一皿2千円!

一瞬、本当にコレがアレなのかと上下左右、前後ろから確かめてしまった。

詰め物は鴨肉。鴨は好きだしおいしいんだけど、何かが違う。

例えるなら別れた恋人が激ヤセしたような、なんとも別人の顔をして……。

そう、イタリアの匂いがしないのだ。

イタリアと日本では食材が違う、地価が違う、家賃が違う、人件費が違う。

わかってるけど、作り手の心意気まで違ってしまうのはすごく淋しい。

シェフの仕事をじっくりしっかり見て、毎日作って体で覚えたコックなら、良心に誓って絶対にできない皿だろう。


今、日本にはイタリア料理のリチェッタ(レシピ)を再現できるコックはたくさんいるが、

そのスピリットを伝えられるコックはそんなに多くない。

理想論でなく方法論として、スローな道を選ぶことは今こそ必要なのではないかと

アニョロッティ・ダル・プリンに思うこの頃だ。



*参照HP*
http://www.ict-ict.com/essay/essay509.html





  


Posted by ラテッラ at 00:08Comments(0)日常の事料理とワイン人気記事知識

2015年02月07日

アニョロッティ・ダル・プリン。



こんばんは!りかです。

今日のディナーは仕込み日和・・・


ということで、要望がありました

アニョロッティ・ダル・プリン、完成ですッ!

プリンといって、ドルチェではありません・・・


仕込みに3日を費やすこのパスタ

牛・豚・ウサギ・・・ 

ほうれん草

詰め物完成!

運良く一番にお召し上がりになった本日のご常連様


「これは・・・絶品!!!」


明日からメニュー登場です☆


*金柑のコンポートとカタラーナ*






追記


どうでもいい話。



ご常連様がよく差し入れしてくださる

私の大好きなバンフのりんごパイ・・・!

シャキシャキした宮園さんのりんごが美味しいicon06


というか、「りんごパイ」とふと口にしてからというもの

シェフにお客様に「いや、アップルパイね(笑)」とイジられるのですが


りんごパイとつい言っちゃうナゾが分かりました。



私が大好きな番組「水曜どうでしょう」の

特に好きなシリーズ、「対決列島 ~甘いもの国取り物語~」

何回も何回も見てます・・・


その、第2夜。

15:48~から

http://youtu.be/OpA9LPruRC8?list=PLM6Jfsj6jlbrLieTribI69XltuLLhQ5Gx


こやつが出てくるのです。




ね!ね!ね!←


ちゃんちゃん。



こちらもお気に入り。

http://youtu.be/V6pMzIC5mu8

6:38~のおやき対決を是非!めちゃ面白い・・・


こんな旅がしてみたいなぁ♪♪



  


Posted by ラテッラ at 01:03Comments(0)日常の事料理とワイン人気記事

2015年02月06日

狂気にも似た熱意。



こんばんは!りかです。


今日は良い国産ワインとの出会いがありました・・・


*マスカットベーリーA シャトー酒折ワイナリー*

実はお客様が造り手さん。驚きました・・・


今回は2011、2006、2004。

若いものは色調は輝きのあるルビー色

04になると少しぼやけた、くすみ感のあるルビー系の紫。

04が一番天候が良かったらしく、仕上がりも一番。

こういった風な飲み比べはあまり機会がないので、物凄く勉強になりました。


とにかく、香りがすごい!!イチゴやチェリーの香りがブワーッときます。

タンニンの力強さこそないけれど、なめらかで柔らかく

フルーティーな可愛らしい女性のような赤ワインでした。

近日入荷予定です☆



酒折ワイナリーって聞いたことあるなぁと思いながら

ふと過去に飲んだ記録を振り返ると・・・


やっぱり、一昨年の1月に飲んでました!

コレもすごく美味しかったナァ・・・




追記


花みずき通り商店街お役立ち動画、製作スタッフの方々。

完成した全10作品の動画を見ながらワインを傾けながら・・・

色んな製作秘話を聞くことができました。


こ、これはまさに血と汗の結晶・・・!!(=0=;)ヒェー


皆さんの本気度合いも半端ではなく

本当に、素晴らしい作品でした!!


そして、私事ですが私の試食シーンを使って下さっていたことに涙が出そうでした←


LaTerra編、もう少ししたら郵便局などで流れるそうですicon12\(^0^)/


お楽しみにぃぃ~。





  


Posted by ラテッラ at 01:57Comments(0)日常の事料理とワイン

2015年02月03日

2年で・・・変身!



こんばんは!!りかです。

今日は年に一度の・・・・・icon102


*松喜寿司さんの恵方巻き*

今年も美味しかったですicon12



ちょびっと、ザツガク。


節分って、年に1回だけではないのはご存じですか??

節分は、けるという意味もあり、春夏秋冬の始まりはすべて節分なのです。 

つまり1年に4回、「立春・立夏・立秋・立冬の前の日」が節分の日。


昔の日本は、立春が一年の始まりとされていて

この日が一番縁起の良い日とされていたため、行事として今も残ったと言われています。


一年の始まりが立春ということは、その前の日は昔で言うところの『大晦日』。

この日に一年の厄を払って、次の年を迎えるということで厄除け=鬼に豆まきをしてやっつけるようになったのです。



・・あっという間に2月にりましたが、

明日が元日と思うと、また改めて気合いが入りますね。。



今年は西南西。



追記


ハマるお客様、続出中。。

*ヴィンサントとカントゥッチ*


ガリガリガリガリ、店内に響いてます。笑




おまけ


2年前、私がラ・テッラに入って少し経った頃

お客様にこのワインを開ける機会がありました。

*タレンティ ロッソディモンタルチーノ*

そこそこ良いワインなのですが

その頃の印象としては、酸味が強くて果実味も薄っぺらい、うーんなんかイマイチ・・・

という、あまり良い印象がなかったことを憶えています。


今日、また2年ぶりに1本開けました。

おそるおそる(←若干トラウマ)、グラスに顔を近づけると

あれっ、なんかスゴクいい香りがする。

口に含む。・・・・・・なんじゃこれーーー!!!

しっかりとした果実味のなかにまろやかさがあるような・・・

素晴らしいワインに生まれ変わってました。

熟成ってこれか・・・・!!!2年でこんなに変わるなんて・・・!!


思い返せば返すほど、嗚呼、2年前のあの時のワインも

デキャンタさえしてあげれば、もっと美味しかったんじゃないか・・・

等々考えてしまいますが・・・


いや、そんな、とても大事なことを身に染みて実感できた一日でした。

ワインっておもしろい!!



  


Posted by ラテッラ at 23:37Comments(0)日常の事知識

2015年02月03日

瀬戸川製作所。


Buonasera!Mi chiamo Rika. 




ラ・テッラを造って下さった、瀬戸川製作所の瀬戸川さん。

本当にセンスが良く、本当に人柄が良く、私もシェフも大好きな方・・・


そんな瀬戸川さんが、仲間とともに新作を持ってきて下さいました!!


 

*ワインスタンド*


 

*ワインスタンド2*




*傘立て*

*お子さんへの心遣い*




早速、お客様から


「これ、どこに売っているの?!」

「うちにも欲しい!!」



との声が・・・

さすがですicon06


現時点では1つずつしか存在しないのですが

もし注文があった場合は発注を受けてからの製作になるようなので

ご興味ある方はラ・テッラまでお問い合わせ下さいませ・・・!!




LaTerra

TEL  092-834-7793




  


Posted by ラテッラ at 01:50Comments(0)日常の事人気記事

2015年02月02日

野崎良太とサーラカリーナ。



こんばんは!りかです。



本日は

近日サーラカリーナさんで催される素敵イベントの告知を!!します!!

”jazztronik” live&dinner

来る2月20日、21日

音楽好きの方ならご存知かと思いますが、jazztronikの

あの野崎良太さんをお迎えしての夢のようなコンサートディナーが!!

サーラカリーナで!!執り行われるのです(*ノェノ)キャー


アクロスなどの大きなハコとは一味も二味も違う、特別なクローズドライブ・・・


かなり席数が限られており、既に大分席が埋まってきているそう

ご興味がある方は是非一度、サーラカリーナさんまで急いでお問い合わせください!☆


今回、遠くは名古屋や長崎からのご参加の方もいらっしゃるそうですよ・・・

と、いうか、野崎さんのコンサートと

サーラカリーナのお料理と、ワインまでついてきて23000円って、お得ですよコレ・・・((゜д゜;;))


これは行くしかない、

シェフ、行きたいよぅ~!!!(懇願)




シェフ 「俺だって行きたいよ・・・(;´д`)=3」




Jazztronik 『Cinematic』 Trailer  

https://www.youtube.com/watch?x-yt-ts=1422579428&feature=player_embedded&x-yt-cl=85114404&v=GEQuGW1St2w




  


Posted by ラテッラ at 00:30Comments(0)