2011年04月01日
読売テッラ 約vol.22
読売テッラ 約vol.22
~まかない~
山菜、ブロッコリー、菜の花、しば海老、この温かい気温と空気を含め
春の訪れはすぐそこ・・のはずだろう。
これは七隈の隠れたイタリアンレストランで働くソムリエの
数奇な人生を物語る日記である。
2010年厄年から難を逃れた今年26歳のソムリエ
店内にある5~6段ほどの階段を1日に
何十往復も繰り返し、自ら椎間板をいじめる
彼はワインと客をこよなく愛し
時に自らそのワインに溺れる事もある。
寡黙なシェフと二人で切り盛りするレストランでは
こういった一面は決して店の外に出ることはない。
そして彼のメンタルは決して強くはない・・
飴細工のごとくジメジメした湿気のようなプレッシャーに弱く
姑問題などの話はとても心を打たれるようだ・・
そして今日もまかないで彼は
「芝海老」を使い

シンプルなアラビアータソースに芝海老のフリッタを添えたパスタを
構想の下に作っていた
芝海老は見た目通り小ささな身体に
海老そのままの旨味を閉じ込めており
特に殻ごと食べると食感、旨味がいい。
そしてもう一つ
彼はキッチンに立つと勝手に「バンビ~ノ」の主人公に
なりきり、やたら博多弁を使う癖があった。
「ん~よか香りばい・・海老の生命力はハンパなかっ!」
シェフ「・・・」
「香取しゃん!もう少しばい!」
など世界に入り込み
出来上がりは案外普通な事をシェフは隠し続けたという。
続く・・・・。
読売テッラ 約vol.22
最近ではめっきりご無沙汰になってしまったこのシリーズをまた
書いていこうと思います。
ご愛読をお願いします・・murakami
PS: 求人も募集しております!ご連絡下さい092-834-7793
~まかない~
山菜、ブロッコリー、菜の花、しば海老、この温かい気温と空気を含め
春の訪れはすぐそこ・・のはずだろう。
これは七隈の隠れたイタリアンレストランで働くソムリエの
数奇な人生を物語る日記である。
2010年厄年から難を逃れた今年26歳のソムリエ
店内にある5~6段ほどの階段を1日に
何十往復も繰り返し、自ら椎間板をいじめる
彼はワインと客をこよなく愛し
時に自らそのワインに溺れる事もある。
寡黙なシェフと二人で切り盛りするレストランでは
こういった一面は決して店の外に出ることはない。
そして彼のメンタルは決して強くはない・・
飴細工のごとくジメジメした湿気のようなプレッシャーに弱く
姑問題などの話はとても心を打たれるようだ・・
そして今日もまかないで彼は
「芝海老」を使い

シンプルなアラビアータソースに芝海老のフリッタを添えたパスタを
構想の下に作っていた
芝海老は見た目通り小ささな身体に
海老そのままの旨味を閉じ込めており
特に殻ごと食べると食感、旨味がいい。
そしてもう一つ
彼はキッチンに立つと勝手に「バンビ~ノ」の主人公に
なりきり、やたら博多弁を使う癖があった。
「ん~よか香りばい・・海老の生命力はハンパなかっ!」
シェフ「・・・」
「香取しゃん!もう少しばい!」
など世界に入り込み
出来上がりは案外普通な事をシェフは隠し続けたという。
続く・・・・。
読売テッラ 約vol.22
最近ではめっきりご無沙汰になってしまったこのシリーズをまた
書いていこうと思います。
ご愛読をお願いします・・murakami
PS: 求人も募集しております!ご連絡下さい092-834-7793
Posted by ラテッラ at 22:28│Comments(2)
│読売テッラ
この記事へのコメント
村上君・・・
雨細工→×
飴細工→○
ガンバってねん
雨細工→×
飴細工→○
ガンバってねん
Posted by 3VIVVINO at 2011年04月02日 11:17
お恥ずかしい・・すんません。
頑張ります!
頑張ります!
Posted by ラテッラ
at 2011年04月02日 18:12
