2019年06月30日
職人さんは大体モノクロ写真説。

こんにちは!りかです。
豪雨予報もあまり関係なく、忙しいランチタイムでした。
皆さんどうかお気をつけて・・・

* ・・・ * ・・・ * ・・・
先日、包丁にご興味があるというご常連さまが
「どうしても包丁職人の坂下さんにお会いしたい!」とのことで
佐賀まで一緒に行ってきました。
そうそう、放送日が決まったそうです!
プロフェッショナル 仕事の流儀
【NHK】 8/27(火)午後10時30分~ 坂下勝美
楽しみです

お会いして早々、「今日は凄く気分が良いんよ~」と仰っていて、昨日本当に素晴らしい包丁に出会った、とのことでした。
1~2年に1本出会うそうなのですが、
それは値段が高い包丁や名人が打った包丁、という訳ではなく
3000円くらいの家庭用の包丁でも、そういったものがあるのだそう。
名人が打ったからといって、全てそういった包丁になる訳ではないということですね・・・
偶然が重なって出来上がる、その素晴らしい包丁とは、簡単に言うと「質が全て均等な状態になっているもの」。
撮影中だったとのことで、もしかすると放映されるかもしれないのですが、通常なら6~7時間かかる工程が、なんと2時間ほどで終わったのだとか!
研ぎの依頼主さまが、娘さんに贈った包丁だったそう。
皆さんがお家で使われている包丁も、そんな素晴らしい包丁の可能性がありますね☆
ただ、見た目だけでは判断できないそうなので、あしからず・・・
* ・・・ * ・・・ * ・・・
このたび、セキュリティを相当グレードアップさせたという事務所には、
新しく柄の専用BOXが設置されておりました。

こんなに数と種類が揃っているのは、二葉商会さんだけなのだそう。

デカイ・・・3尺用(910㎜)
ご常連さまが「あ、青黒檀!!!」と手に取ったこちらの柄

*青黒檀(あおこくたん)*
青みがかった真っ黒なこの木材は、世界で最も強く重く硬い木材の1つ。
加工がかなり難しいそうですが、耐久性に非常に優れているのだそう。
黒檀のなかでも最も高級な部類のこの青黒檀は、
「幻の黒檀」と呼ばれている稀少材なのだそうで
現在国内にある青黒檀の柄はこの一本だけ。(゚Д゚;(゚Д゚;)ナンダッテー!!
ご常連さまがお持ちの、この青黒丹を使ったそろばんもあるそうで
それもかなり高級なものなんだそうです・・・ひぇぇ・・・

スペシャルオルタネイティブアイボリー・・・
* ・・・ * ・・・ * ・・・
坂下さんは「研ぎ」の職人さんなので、この状態から包丁になるまでの工程がお仕事です。

現物と、研いだ後の坂下さんの包丁とを並べると、そのお仕事の大変さが垣間見えます・・・
何十年と使ってきた手は、研ぎに特化した手へ。

負荷がかかるところがどんどん太くなってきたのだそうです。
もはや進化ですね・・・(゜Α゜;)ゴクリ
その後も書ききれないほど沢山お話を聞かせてくださいました。
本日もありがとうございました。

やっぱり職人さんはモノクロ写真が映えます。ついついやっちゃう笑

納品する際に包丁を包む袋は、奥様の手仕事。

こんな豪華なものに入ってきたら、ビックリしますね(*ω*)!

体にやさしいイタリアンレストラン
LaTerra(ラ・テッラ)
Tel: 092-834-7793
定休日: 毎週水曜・第3火曜
営業時間: ランチ 11:30~14:00 (L.O.)
ディナー 18:00~22:00 (L.O.)
住所: 〒814-0133 福岡県福岡市城南区七隈4-1-9
駐車場: なし (近くにコインパーキング有ります)
最寄駅: 地下鉄七隈線 金山駅から徒歩3分

おまけ
帰りがけに、キハラさんの所にも顔を出して帰りました。
そう!「キハラさんの仕留めた鴨の石窯焼き」のキハラさんです☆
「今ー、エツ取ってきたけんがー、食べていきっさい」
やったぁ!←
エツとは、筑後川と有明海が育む、初夏の魚。

サササーッと、お母さんがいつものように捌いてくださいました。

淡白で優しい味わいと
コリッコリでシャキッとした小骨の食感。
酒・・・誰か酒を・・・_(´ཀ`」 ∠)_

このエツの生の卵が、キメ細やかで甘みがあって、やっぱり凄く美味しかったです。
