2017年01月05日
自家製ブレザオラと甘夏。
こんばんは!りかです。
お正月はゆっくり過ごせましたでしょうか?
ラテッラは相も変わらずマイペースに営業しております・・・

*自家製ブレザオラとリコッタチーズ・ヴィテッロトンナート・鴨のフォアグラのフラン*
さて、今日は昨年からちょいちょい出し始めた
ブレザオラ(左下)というものについて少し。
ブレザオラは、塩漬けの牛肉を
赤ワインとハーブを使って熟成させた生ハムのようなもので(一般的な生ハムは豚肉)
イタリアはロンバルディア州のヴァルテッリーナ地方が原産です。

お肉本来の甘さと上品な味わいがあるこのブレザオラは
リコッタチーズとルッコラとの相性バツグン!
赤ワインとよく合います。
同じ地方でよく作られている、ブドウのネッビオーロ種を使った赤ワイン
女王「バルバレスコ」などとも言わずもがな相性ピッタリ・・・
いささか、えくすぺんすぃぶ・・・ですが・・・
脂肪分の少ない赤身肉で作るので、
プロテインや鉄分、ミネラル、ビタミンが豊富で
イタリアではダイエット中の方やスポーツ選手に特に好まれるそう。。
お家で作ってみるのもまた楽しそうですね☆
追記
昨日の休憩時間に、甘夏の収穫に行ってきました☆

ブリッと育った甘夏ちゃん、計63個!
これから地道に皮をむいて仕込んでいきます・・・
そして昨日のディナーは”甘夏風呂”ならぬ
一日限定”甘夏カウンター”に・・・
お風呂に浮かべる程はやはり香りません・・・
甘夏は、ここから1~2ヶ月ほど追熟させると美味しくなるそうです☆
さて、その63個の甘夏ですが。
収穫後、さぁもって帰るぞという時
持ってきた袋に詰めても1/3程しか入らず、シェフは
「仕方ないな・・・もうこうするしか」
と、おもむろに着ていたジャンパーの襟元へと
甘夏を放り込んでいきました。
どんどん甘夏を飲み込むシェフの赤ジャン。
膨れていくシェフのお腹。
1/3ほどを詰め込んだ所でいっぱいいっぱいに。
その様はまさに6つ子の妊婦(臨月)。
「このまま誰かに会ったら笑わない自信がない」
そう話していたところへ
「あら~いっぱい採れたわね~!!(*´∀`)」
とまさかの地主の奥様登場。(やっぱりね←)
このときシェフはしゃがんでいたので
奥様はまだ気付いていないようだったのですが
微動だにしないシェフに奥様が違和感を持ったその瞬間
先手必勝とばかりにスンッ!!と満面の笑みで立ち上がるシェフ!
奥様は「ぶはッ!!」と吹き出したかと思うと膝から崩れ落ち
その後3人でしばらく笑い転げましたとさ
めでたしめでたし。