2014年06月17日
されどグラス。
こんばんは!りかです。
今日は梅雨らしい一日でしたね・・・
さて今日は!
最近、お客様によく聞かれるワイングラスについて。
キラキラ
グラスを磨いた後は、綺麗だなぁ~といつも見入ってしまいます・・・
まぁ、これだけ量があっても、うちにある種類はだいたいこれくらいです。
お客様の質問はというと、大抵は
「どう使い分ければいいのか?この形の意味は??このワインに合うのは???」
・・・
私もこの仕事についてから今まで、何回先輩方にこの質問を投げかけたか知れません・・・
「ワイングラスなんて、飲めればいいじゃん。」
学生の頃はそんな感じだったかも。
しっかぁーし!
グラスマジックという言葉があるように、
ワインはグラスによってビックリするほど美味しくなるのです!
その秘密は香りと、舌。
飲んだ瞬間、舌のどこにワインの液がどのくらいの幅で口中に流れ込むかが、グラスの形で決まるのですね。

真ん中は名前の通りボルドーに適したボルドーグラス。
フルボディで、渋みの強い赤ワインに最適です。
ゆるやかなすぼまりの大きなボウルによって、複雑で芳醇な香りを解きほぐし
ワインが舌上で横に広がるため、厚みのあるボディを感じつつ、強い渋みをやわらげます。
一番右は、私は”金魚鉢”と呼んでいるブルゴーニュグラス。
ボルドーグラスに比べてワインが空気に触れる面積を大きくし、複雑な香りを引き出し、尚且つ包み込んで逃がしにくい形。
ブルゴーニュワインは酸味がやや強いため、舌の両端にある酸味を感じる部分に直接触れないようにしているそうです。
他にもアルコール度数が高いものは液面が広く、液面から口までの距離が遠いものを選んだり。
まだまだコツは沢山ありそうです・・・
追記
世の中にはこんなグラスもあります・・・・
思わず冷や汗が出ました。この動画は心臓に良くない・・・