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2010年12月17日

読売テッラvol.13

読売テッラ.vol 13


ノンフィクション・コンテス・ド・ラランド




彼女と初めて会ったのはかれこれ1年前、とあるマニアの集うワインバーだった



カウンターで独り愛おしそうにブルゴーニュのグラスを回し見つめては



香りを確かめ小さなグラスの中にある世界を知りたがっていた。



開かないワインも彼女にとっては一つの世界で、とにかく楽しそうにワインを味わう姿を



そのシャトーの醸造責任者が見たらきっと喜んで畑へ案内するはずだ。



時は過ぎある1本の電話がなった・・・



彼女だった、あの店常連仲間とLaTerraへ食事会の予約だった。




当日・・1年ぶりに会った彼女はまるでしっとりとした大人の女性になっていた




冬の名物ジビエを取り入れたシェフのコースがスタートし









この冬の名物料理も登場。



そして今日の目玉


「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド78’」


持ち込んで頂いた方の管理が良かったのだろう



飲んだ瞬間、気が遠くなるほど素晴らしかった。



形のない宝石ともいえるほどの香りとしっとりとした口当たりに



皆息をのんだ。。。



世の中は広くそして



今日も彼女の手元の小さなグラスの中には輝く大きな世界があった。






読売テッラ

今回はお客様の希望によりご本人が出演しています。




  


Posted by ラテッラ at 00:26Comments(0)読売テッラ