2016年06月13日

遭難しかけた件。


こんばんは!りかです。



いきなりシリアス感漂うタイトルですが。。

プーリアに着いた初日の大事件、かつ一番心に残った出来事だったので
この事から書こうかと思います。



空から見るとほぼオリーブ畑と小麦畑のプーリア。ほぼ平野。


今回、空港からはレンタカーを1週間借りて回りました。
マッジョーレmaggioreという会社。一週間で3万円くらいでした。


空港から受け付けカウンターへ並び、早速受け渡し手続きを試みる。


早速、最初の難関(笑)

田舎すぎるのか、用意していたWifiルーターが上手く繋がらない。電波弱い!
そしてネット上の証明書が出てこない・・・

ここで30分ほどのロス。


ようやくどうにかなったと思ったら次のヤマ
「保険内容の説明」。

これがまた難しい!
結局、オールサポートに入るかどうかの話のようでした。

早く行きたい気持ちと言葉が理解できない焦り
この時点で1時間経過。


業を煮やしたシェフは、ついにあの最終兵器
お互いの話す言葉を訳してくれるアプリを起動!

受付のおねーさんの口元にサッとスマートにかざす!

それを理解したおねーさんは、一生懸命喋る!喋る!滑舌よく喋る!!


・・・ポーン!(キター!!)



「ウマク キキトレマセンデシタ」

「ウマク キキトレマセンデシタ」

「ウマク キキトレマセンデシタ」



3回目にして、そこにいた全員が笑い出す(笑)後ろにいるお客さんまで・・・
なんだこれ・・・使えねー!!ヽ(`Д´メ)ノ

なんとかかんとか手続きを終え
気を遣ってくれてか、Fiatの新型を貸してくれました

ようやく会えた・・・!

疲れも吹っ飛ぶキレイさ。

レンタカーの何が良いって、

①電車待ちのストレスがない
(田舎は渋滞もほぼないのでかなりの時間短縮になる)

②スーツケース等の重い荷物を持ち歩かなくていい
(ホテルやレストランに一番近い所に駐車するため)

③気になった所に気軽に立ち寄れる

④楽しい
(スリル感含む)

です。

さぁ、まずは泊まるホテルへと出発!



町は小高い丘の上にポツン、ポツンとあり、町と町の間は大体10分~15分くらい。
飛行機から見ると、丸いミステリーサークルが神経細胞みたいに繋がってる感じ。

それ以外は全部畑でした。


地平線の先に海が見える。

ひたすらまっすぐ

これより広い道になると、高速のような広い道路になって

みんな、130~140km/hで飛ばしまくる。Σ( ̄■ ̄;)!!
もはやスピード狂・・・
郷に入っては郷に従え
邪魔にならないよう必死でくらいつくシェフ。

そしてこれもほぼ走っている全員だったのですが
ウィンカーを使わないΣ(゜ロ゜;)!!!

車線変更は予告無く、スゥ~ッスゥ~ッと抜いていき、たまにいきなりヌッと目の前に現れる。
いや、使おうよ!折角ついてるんだし、使おうよー!!


のちに、後ろから150km/hくらいでぶっとばして来た後続車に煽られ
あわてて道を譲ったのですが、その車ふと見たら


パトカーだった。(゚Д゚)ポカーン
さすがイタリア(笑)


~ * ~ * ~


21時半、宿泊先のアグリツーリズモに無事到着。
挨拶をし、荷物を置きにいく。

21時半にレストランを予約していたので、
ごめんなさい40分ほど遅れますという電話を入れ
帰る時のために宿泊先をマップ上に登録し、いざ出発!


・・・が、しかし。
すぐに「時間が遅すぎて申し訳なくて食べれないね・・・」
ということになり、泣く泣く諦めることに。
でもお腹が空いているから、町に出て何か買ってこようということに。

しかし、町についてもどこも開いていない。そりゃそうか、22時半。
小さな村はジェラート屋も閉まっている。

「仕方ないから帰ろうか。」
登録していた宿泊先を目的地に設定する。ナビ開始。


ここからが悪夢の始まり


途中まで順調に帰るも、
暗い田舎道に入った途端、ネットが切れた。
現在地も途切れ途切れで使い物にならない、ナビ。

あ、これやばいかも・・・


お手製の細かい地図をみるも、さすがに田舎道までは書かれていなかった。
携帯に頼りすぎてた・・・さぁどうする。

目的地は出ているので目指してみるも、
よくわからない細い道に入ってしまったり、しかも行き止まりだったり。

看板も明かりもないような道を、ぐるぐるぐるぐる。

 や 、 ば 、 い ・・・。


このとき0時。(心の中で、車中泊を覚悟する私)

人っ気もないので、頼りになるのは宿泊先の方々だけ。
でも、もうご家族たちもきっと寝てしまっているだろう。

「電話しなきゃ・・・」

連絡をためらう理由がもう一つ。

実は、最初に宿泊先まで最初向かったとき
入り組んだ道が結局分からずに、町まで迎えに来てもらっていたのである。

20時半頃、お迎え待ち

また、電話しなきゃならない。寝ているかもしれない夜0時に。
しかも今度は自分がどこにいるのかすら分からない。
なんて頼めばいいのか言葉もはっきり分からない。

でも、それしかない。おそるおそる電話・・・


・・・出てくれた!
単語単語を合わせながら
小さな看板を見つけては、シェフが懸命に伝える。


何度か目の電話を切ったあと、シェフがひとこと
「もしかしたら、来ないかもしれない・・・」


・・・・・・



深夜1時、1台の車が、目の前に止まった。

車に乗り込んできて、心底心配してくれるマンマ・・・パジャマ姿。

2台の車が後ろから来た
ご家族総出で、仲間まで呼んで、ずっと、探してくれていたのだ。


・・・・・・


帰り道は、疲れきっていたシェフと交代し
マンマがレンタカーを運転してくれた。そして聞かれたのは


「ディナーは食べたの?」

「・・・そ、それが・・・」


そう、レストランを諦めていたため
昼2時の機内食以降、何も食べていなかった。


アグリツーリズモに到着すると、
探してくださっていたお父さん、息子さん、
お庭のワンコたちが、迎えにきてくれた。



そして、リビングのような所に案内され
その奥の部屋へ向かう、マンマ、お父さん、息子さん。

しばらく経って出てきた3人の手にあったもの


「残りものだけど、どうぞ食べなさい」



このとき、夜中の1時半


ハム、チーズ、野菜、ワイン、フォカッチャ、全て自給自足の手作りのもの

食べながら、楽しい話も色々聞かせてくれました。

・・・・・・


書きながら、また涙がでてきてしまうほど

人間のあたたかさが身に染みました。

これが、本当の愛か。

本当に、ありがとう。ありがとう・・・・。



~ * ~ * ~


翌朝。

昨日の出来事が嘘のような気持ちよい時間を過ごしました。



 
敷地内には牛、豚、鶏など家畜がたくさん


そして決めました

「来年のこの時期、この恩返しをするためにここへ来る!!」

力仕事でもなんでもいいから、お礼がしたい!!
ということで、来年、5日間ほど連泊する計画中です。



迷惑をかけまくってしまったローザ。
別れ際お互い泣きそうになる。1泊なのに、濃かった。

今度はイタリア語ももっと勉強してきます。




「「「また、来年!」」」


Masseria Ferri






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この記事へのコメント
波乱万丈の幕開けですね。次に何が起こるか楽しみです。フェースブックではお友達です。
Posted by 島 涼 at 2016年06月13日 09:57
ワクワクドキドキしながら読ませてもらいました。
リカさんのブログを長男がいつもチェックしてくれているんですが、今日は『読んでごらん』とお勧めしてくれたので、楽しませてもらいました。
というか、涙が出てしまいました。

そして 最後に2人で『えっ?来年……』と顔を見合わせて笑ってしまいましたとさ☆
Posted by Yasuko Mine at 2016年06月13日 23:06
島 涼 様
先日はご来店いただきありがとうございました(^^*)!
波瀾万丈は初日だけ、あとは比較的穏やかな日記になるかと思いますが、どうかお付き合いくださいませ。笑
Posted by ラテッララテッラ at 2016年06月16日 18:47
Mine 様

最後まで読んで頂いてありがとうございました!
書き終えた時、いつもより長文すぎて
ざっくり省略しようかとも思ったのですが(笑)
消さなくてヨカッタです☆

後半、長男さんがお好きなパンの話も出てくるので、
気長~に待っててくださいね。。

そうなんです、来年......(笑)
Posted by ラテッララテッラ at 2016年06月16日 18:53
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