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2018年08月05日

ピアディーナ。


イタリア紀行vol.2
エミリアロマーニャ州~1日目~



香港からミラノへ12時間。




無事イタリアへ到着。

大行列のできる入国審査ゲートでは、
甥っ子ギャングの暴徒ぶりに

空港職員さんから「先に通ってください」
と違うルートを案内される。



申し訳ないなぁと思いつつ、
家族全員ショートカット!よくやった甥っ子

騒ぐのはここだけにしてくれ・・・

という父の心の声が聞こえてきた気がした。





空港の飲食スペース
に置いてあったベスパ(バイク)。



なんとボッテガ(ワイン会社)仕様・・・!

キンキラタワーもありました。


ボッテガ社の、このキンキラキーンなメッキボトル。

このゴールドカラーを出すために、
三層のメッキ加工が施されていて

その三層は、直射日光や温度変化からワインを守って
フレッシュな味わいをより長持ちさせる効果もあるのだとか・・・






ミラノ中心地まで高速バスで移動。

そのなかで、甥っ子が同い年の
イケメンイタリアーノと仲良くなり、おもちゃを貸してあげていた。



言葉はいらない
ただただ、戦い続けるオトコたち・・・

戦い続けること1時間

よく飽きないなぁ・・・




一時間近く走ってもうすぐ着くかなという頃、

イタリア人の男の子がおもちゃを返すのを渋った。

慌ててなだめる母親。


100均とはいえ、車からロボットへトランスフォームする
ガンダムみたいなやつで、甥っ子もお気に入り。


そんな時、イタリア人の母親と楽しく談笑して

テンションが上がっていた母から

咄嗟に出てきたイタリア語(翻訳機使用)



「このおもちゃを
あなたの息子さんに差し上げます!」




え、ちょ・・・!!Σ( ̄■ ̄;


イタリア人の少年「わーい♪♪」



甥っ子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


1時間戦い続けた同志の前では泣かなかった。



同志がいなくなった途端、暴れた。







ミラノ中央駅に着き、新幹線でラヴェンナまで移動。


チケット購入中


ここの駅の大きさと、
人の多さには圧倒されます。



連なる電車たちに立ちつくす観光客・・・



さすが都心、観光客が多くて
アジア系の方々も沢山見受けられました。





新幹線で一時間、ラヴェンナへ到着~!



今まで、6月のイタリアでは快晴しか見たことがなかったのですが

初めてのラヴェンナは雨が降りそうな曇り空。


「ポー川の影響で霧もよく出るって言ってたし、
湿度も日本並みで暑いなぁ・・・ていうか日本みたい

というのが最初の感想。



予約した宿まで歩いて3分。

早速インターホンを鳴らす


ピンポーン


・・・なかなか出てこない・・・


ピンポーン
ピンポーン



そんな時、一番後ろにいた姉が
怪しいイタリア人に声を掛けられた。

イタリア人「ペラペラペラペラ」

姉「・・・・・・(ガン無視)」




ホテルのオーナーだった。


姉「ちょ、りか、ごめんなさいって何て言うの(焦)」

姉「だって怪しいし馴れ馴れしくて怖かったんだもん・・・(´・ω・`)」


隣でバールも経営してるから、ほとんどそっちにいるそうな。







ホテルに荷物を置き、夕食の時間まで

各自別行動で町を散策。



町並みを眺めて、イタリアに来たなぁと実感・・・

車も建物も、暖かい色合いが多いからだろうか、ほっとする。





まずは腹ごしらえで、目を付けていたピアディネリアへ!



語尾の【~eria】は、大体
【~屋さん】的な意味になっていて

ピッツァ屋さん=ピッツェリア
ジェラート屋さん=ジェラテリア
フォカッチャ屋さん=フォカッチェリア
ヨーグルト屋さん=ヨーグルテリア

みたいな感じで書かれています

ピアディネリアは、ピアディーナ屋さん。





さて、

このピアディーナというのは
エミリアロマーニャ州発祥の薄焼きパン!

ルッコラなどの葉野菜やチーズ
生ハム・ソーセージなどの具を乗せ、ふたつ折りにして食べます。

ふたつ折りにすると【ピアディーナ】
くるっとクレープのように丸めると【ロトリーノ】
具を包み込んで端をくっつけたもの【クレショーネ(カショーネ)】

というように、作り方で名前がコロコロ変わります。



こんな感じで数種類が焼いてあり、これをアツアツに温めて食べるスタイル。



今回は
トマトPomodoro
モッツァレラMozzarella
サルシッチャSalsiccia!



表面はサクッ、中は水分を吸ってもちっとしており

素朴な生地の味わいと、中のサルシッチャとチーズの

旨みと塩気がなんとも・・・

モレッティと合う!ウマーイッ!!(*゜∀゜*)



もう一個食べたかったけど、本番(夕食)を控えているので我慢・・・




このお店は、2階もあって
そこで作業をしているらしく、

大声で1階の店主とやりとりをしていた。

必要な物があると、

登り降りが面倒だからだろうか



カゴを降ろすスタイル(笑)

かわいい。


昔はこうやって生地をこねていたらしい・・・


エミリア・ロマーニャ州の中の【ロマーニャ地方】




さぁ、次回はタイルの街を散策です!



~つづく~



  


Posted by ラテッラ at 01:50Comments(0)旅行記

2018年08月05日

出発日。


イタリア紀行vol.2
エミリアロマーニャ州~出発編~


ワクワクも最高潮の当日の朝。

必要最低限の物だけをババッと詰めて、

石窯にしばしの別れを告げお店を後にしました。



スーツケースは7割空っぽで、重量10キロくらい。

「どんな物でいっぱいになるんだろう・・・」

というワクワクが詰まっております。ワクワク。





まずは福岡空港で家族と合流。


やたら荷物を重そうに押している母・・・

姉「お母さんのスーツケース、もう既に20キロ越えてる。

ええっ!!Σ( ̄■ ̄;

私「何持ってきたのそんなに」

母「何か色々心配になっちゃって・・・(・ω・`)」

私「ていうかなにその大きい手荷物」



母「子供用と大人用の、お菓子・・・



多っ!!Σ( ̄■ ̄;

私「イタリアでお菓子パーティでもするんですか・・・」

母「重たいから食べてくれん?ほらこっちが大人用」

私「うーん・・・いただきまーす

シェフ「食うんかい。」

父「・・・寧ろ足りないんじゃない・・・」





姉「このスーツケース、最近マット加工してもらったばっかりだからなー。
カバーした方が傷付かないかな・・・」

私「あー。まぁ気休めと思って使ってみたら?」

姉「うん、じゃあ買ってくる!!」


~10分後~


早速装着してみる。


姉「くっ・・・何これ入らん・・・」

父「いや、引っ張りすぎやろう」





シェフ「なんかレオタードみたい・・・プルプル」←笑ってる


意外と保護力が高かったレオタード。

荷物受け取りの時がちょっぴり恥ずかしい。






福岡からトランジットの香港へ

ラウンジに入り早速おり紙を折る。
ヒマさえあれば折る。
寝落ちしながら折る。


前回、チップと一緒にさりげなく置いておいたら

とても喜んでくれることが多かったのです・・・



忍者とか富士山、アニメも大好きなイタリアの方々。

鼻セレブや可愛い柄のポケットティッシュや、
日本製のボールペンなんかも喜ばれます。

Made in Japanの素晴らしさを感じる瞬間ですね・・・


段々と飽きてきた頃
ユーチューブを見つつ作ったのがこれ



一個でギブ_| ̄|○


甥っ子にあげたら3分で飽きられた・・・(・ω・`)





シェフが見てない時に、よくシェフをじーっと見ている甥っ子。
(`・ω・´)ジー




シェフが振り向くと、そっぽを向いてニヤニヤする。笑






さて、次はいよいよイタリア到着です!



~つづく~

  


Posted by ラテッラ at 01:44Comments(0)旅行記