2014年01月15日
黒い雄鶏の伝説。
こんばんは!りかです。
今日はかなり久しぶりに、遠くから
ワイン業者の方が試飲会にいらしてくださいました
九州地区はテッラが一番目!ということで
全て開けたてのフレッシュワイン☆
キュッキュッ
ズラーッ
さて、全部出揃いました。
今日は面白いのが多かったです(゜∀゜*)
まずは、サッカーファンには堪らない一本。
今が旬!「A.C.ミラン」のオフィシャルワイン。
手前の白はシャルドネ種100%、すっきりドライでとても美味しい。
もし本田選手が、「これが美味くて、よく飲むんです」とサラッと言えば
もう手に入らないくらいになるんでしょうね・・・恐るべし。
そして、こちらは
以前紹介した「Pazzia」の、新しいエチケットです。
一見、黒くシックな感じですが
画像編集後を御覧下さい。
↓ ↓ ↓
じゃーん!
そう、これは
「クレイジー」という言葉を、色々な言語で書いてあるのです!
左下には「夢中」とありますね。
”夢中=クレイジー”というのも面白いです☆
今回仕入れたのはこの中にはありませんが、
また入荷次第ご紹介します!
追記
キャンティについて。
キャンティ・クラシコ協会の基準を満たしたワインには、
この黒い鶏のマークを付けての販売が許可されます。
御覧になったことはありますか?
その基準として、収穫量や醸造法などが制限され
サンジョヴェーゼを80%以上使用することなどが必須となるのです。
今日は、この鶏「ガッロ・ネロ」のおはなし。
~黒い雄鶏の伝説~
時は、中世ヨーロッパ。
イタリアの真ん中にあるトスカーナでは
フィレンツェとシエナの2つの都市が、領土争いをしていました。
ある時、その争いを終わらせるために
鶏の朝一番の鳴き声で両軍から騎士を走らせ
出会ったところで境界線を引く、
という取り決めがされました。
勝負の日の何日か前
シエナは白い鶏を選び、当日の朝を待ちました。
一方、フィレンツェは黒い鶏を選びましたが
前の日から餌を与えませんでした。
そのため、鶏はお腹をすかせて夜明け前に鳴き声を上げ、
その合図でシエナより数時間前に出発。
結果的に、大部分の領土をフィレンツェが獲得しました。
その後、この地方では幸運と成功の象徴として、黒い鶏の話が伝説となったのです。。
・・・・・
うちの店にも、います。